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胆道がん

胆管がんは早期診断が難しく、治りにくい病気

胆管がんはもちろんこの胆管から発生するがんなのですが、胆嚢と胆管、及び胆管の出口である十二指腸乳頭部のがんをまとめて「胆道がん」と総称します。

胆管とは

胆管は腹部にある内臓のひとつで、肝臓で作られる胆汁という液体を運ぶ管状の内臓です。とても細い小さな内臓で、直径は6~8ミリくらいしかありません。胆管は肝臓から出た後、膵臓に入り、膵液を運ぶ膵管と合流して十二指腸までつながっています。
 胆汁は、消化酵素を多く含む膵液ともに十二指腸に注がれ、食物の消化吸収を促す役割を果たしています。胆汁には、代謝で生じる老廃物を体の外に運び出す 役割もあります。新陳代謝で不要になった物は、肝臓で処理されて胆汁の中に排出され、腸を経由して便に混じって体から出ていきます。
 胆汁には、赤血球のヘモグロビンが代謝されてできるビリルビンという黄色の色素成分が含まれています。便が黄色いのは、このビリルビンによるものです。
 胆管がんは胆管に発生する悪性腫瘍(がん)で、肝臓の中の胆管にできる「肝内胆管がん」と、肝臓の外の胆管に発生する「肝外胆管がん」に分けられます。
 肝内胆管がんは、肝臓がんの仲間に分類されることが多く、通常「胆管がん」と言うと肝臓外の胆管に発生したものを指すのが一般的です。
 胆汁が通る道という意味で、広く「胆道」という言葉も使われます。「胆道がん」という場合には、肝内、肝外の胆管がんに加えて、胆のうがんと乳頭部がん を含めたものになります。がんの統計では、胆のうがんと胆管がんはひとつのグループとして扱われています。また乳頭部がんは、十二指腸のがんに分類されて います。
 日本で胆管がんにかかる人は、年間約2万人(胆のう・胆管がんの合計)と推測されています。図2のように、男女別では男性に多く、高齢者に多い病気で、50歳未満の発症者はほとんどいません。2009年の死亡者数は1万7599人で、部位別がん死亡数では、肺、胃、大腸(結腸と直腸)、肝臓、膵臓に次いで6番目でした(がん研究振興財団「がんの統計'11」より)。

発生の原因とその症状

胆管がんが発生する原因については、まだよくわかっていません。胆管がんを発症しやすい病気と して、膵・胆管合流異常症や原発性硬化性胆管炎がありますが、どちらもごくまれな病気です。肝内胆管がんではこれ以外に、肝内結石症(肝臓の中の胆管に石 ができる病気)やウイルス性肝炎(B型・C型肝炎)、肝吸虫という寄生虫、現在は使われなくなったトロトラストという造影剤も危険因子として知られていま す。
 食生活との関連では、脂肪分の摂りすぎや肥満が危険因子として挙げられ、鮮魚の摂取が予防因子として報告されています。しかしこれらは、必ずしも胆管がん特有のものではありません。
 かゆみや軽い腹痛、体重減少などが半数以上に見られますが、胆管がんで初めに現れる自覚症状のほとんどは、黄疸です。黄疸は、胆汁が流れなくなると、黄 色い色素成分であるビリルビンが肝臓内で逆流して血液中に入り、全身が黄色く染まっていくことで起こります。
 初めのうちは、眼球の白目の部分が黄色くなったり、尿が黒っぽい色になったりすることが多く、進んでくると全身の皮膚が黄色くなります。またビリルビンが便に混ざらなくなるため、便が白っぽく(白色便)なります。
 黄疸は、がんの早期の段階では現れず、がんが胆管をふさいでから現れる進行がんの症状です。無症状のうちに診断されるのは、健診や他の病気の治療中に血 液検査の異常をきっかけに偶然発見される人に限られ、全体の3割にもなりません。

診断方法

黄疸(おうだん)や右上腹部痛があらわれ、胆のうがんを疑う場合、まず血液検査と腹部超音波検査を行います。胆道閉塞(へいそく)や胆のうに腫瘤(しゅりゅう)がみられた場合、CT検査やMRI検査などを行い、がんの存在や広がりを調べます。内視鏡を使う超音波検査として、超音波内視鏡検査(EUS)があります。直接胆道造影や胆道鏡は、胆道に直接造影剤を注入してX線撮影する検査です。体外から肝臓に針を刺して胆管にチューブを進める方法(経皮経肝胆道造影、胆道鏡)と、内視鏡を使って、胆管の出口である乳頭部から上流に向かって(逆行性)、胆管にチューブを進める方法(内視鏡的逆行性胆道造影、経口胆道鏡)があります。直接胆道造影、胆道鏡では、細胞診検査や組織診検査ができ、必要に応じて行われます。ただし、胆のう内にチューブを進めることはいずれの方法でも通常は不可能で、胆のうに限局した腫瘍の場合は組織検査を行うことはなく、上記画像検査(超音波[エコー]、CT、MRIなど)で診断することになります。その他、全身的な転移を評価するための検査としてPET検査があります。

  • 1)血液検査
  • 胆道閉塞が発生すると血液中のビリルビンが増加したり、胆道系酵素のALPやγ-GTPの数値が上昇したりします。また胆のうがんに特異的な腫瘍マーカーはありませんが、診断の補助的な役割をするマーカーとしてCA19-9やCEAがあります。
    初期の段階では黄疸の症状がみられないことと、腫瘍マーカーも胆のうがんに特異的なものではないため、血液検査は補助的な役割となります。
  • 2)腹部超音波(エコー)検査
  • 体外からプローブ(超音波を発生する装置)をおなかにあてるだけで、針を刺したり、大がかりな機械に入ったりすることもなく、外来で比較的簡単に検査ができます(図2)。胆のう腫瘤(しゅりゅう)の形状や存在範囲の評価に加えて、肝臓の内部、胆管の拡張などを調べるのに適しており、処置が必要な胆道閉塞があるかどうかの判断にとても有用です。
  • 3)CT検査
  • 体の周囲からX線をあてて、体の断面図を撮影する検査です(図3)。腫瘍の存在部位や広がりを捉えることができます。また造影剤を用いることで、腫瘍部と非腫瘍部組織の血流の差を利用して腫瘍を浮かび上がらせることもでき、腫瘍がどの程度、周囲の臓器や血管に浸潤(しんじゅん)しているのか推測できます。1回のスキャンで多数の画像を撮ることができるCT検査では、多方向からの観察が可能になり進展度診断に有用です。
  • 4)超音波内視鏡検査(EUS)
  • 内視鏡を使って、先端に付いている超音波検査のプローブを胆管内や、胆管の近くの胃や十二指腸内からあてて検査をします。体の外からあてる超音波検査に比べると、がんの近くから観察できるため、より詳しい検査が可能です。
  • 5)MRI検査
  • 磁気を使って体の内部を撮影する検査です。CTと同様に胆管の拡張や病変の存在部位・広がりを診断できますが、CTと得られる情報が異なり、治療前の精密検査として行われることがあります。造影剤や内視鏡を使わずに検査することができるため、痛みもなく体に負担がかかりません。

検査費用

1検査
10,000円

価格は全て税別です。診断の流れ等はお気軽にWEB、お電話でお問い合わせ下さい。

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