超高濃度ビタミンC点滴療法は、ライナス・ポーリング博士(ノーベル賞2度受賞)によって発見された、驚くべき癌の代替治療法です。
その治療法は、『超高濃度ビタミンCは正常な細胞に影響を与えず、ガン細胞だけを殺す、副作用のない理想的な抗がん剤である』との驚くべき内容で、米国国立衛生研究所や米国国立ガン研究所によって発表されました
効果
QOLの向上

免疫力が上がる
超高濃度ビタミンC点滴を受けている人は、風邪やインフルエンザにほとんどかかりません。超高濃度ビタミンCは体力を回復させた上に、免疫力を向上させます。
排毒・鎮痛・消炎効果がある
超高濃度ビタミンCは活性酸素を除去し、炎症を抑えて体の回復を早めます。
また排毒作用が強く、役目を果たした抗がん剤の排泄を促します。
超高濃度ビタミンCがガンを殺す
糖を栄養とするガン細胞は、構造が類似したビタミンCを積極的に取り込みます。その際、毒性のある過酸化水素が大量に発生します。ガン細胞は過酸化水素を除去する酵素が乏しいため、結果として死滅します(正常細胞は過酸化水素を分解する酵素を持っているので影響がない)。
注意事項
超高濃度ビタミンC点滴開始前に必要な検査
G6PDクリーニング検査とは、赤血球膜G6PD活性の測定をするものです。G6PDは、抗酸化成分の濃度維持に重要な赤血球にある酵素です。この酵素が遺伝的に欠損していると、超高濃度ビタミンC 点滴を受けた際に溶血発作を起こす危険性があるため、この酵素の検査を事前に行い、酵素欠損のある方は超高濃度ビタミンC 点滴を受けることができません。
治療方法
ビタミンCは少量の投与量から開始し、段階的に治療レベルまで増量します。抗がん作用を発揮する超高濃度ビタミンCの投与量は、およそ50〜100gとされています。その効力を発揮するビタミンC血中濃度にするためには、通常週2回の点滴が必要です。また、治療の期間は、症例によって変わります。
副作用
・点滴刺入部位、あるいは周囲の痛み
これは比較的多く見られます。ビタミンCの量(浸透圧)や点滴速度、血管の状態などが関係します。こういった条件で起こる痛みに対しては温めたり、点滴の速度をゆっくりにしたりすることで対処しています。 その他、点滴という行為に伴う点滴漏れ、刺入部の感染、内出血などが起こる可能性はゼロではありません。
・吐き気や頭痛など
ときどき見られる副作用ですが、点滴の速度や、患者さんの全身状態などによります。点滴の速度をゆっくりにするなどして対応します。
・眠気、ボーっとする
これは、おもにビタミンCの抗ヒスタミン作用によると考えられています。抗ヒスタミン作用とは、花粉症のお薬を飲むと眠くなるのと同じメカニズムによるものです。一時的なものなので特に心配はありません。
・眠気、ボーっとする
これは、おもにビタミンCの抗ヒスタミン作用によると考えられています。抗ヒスタミン作用とは、花粉症のお薬を飲むと眠くなるのと同じメカニズムによるものです。一時的なものなので特に心配はありません。
・必ずG6PDの検査を実施して頂きます。
有効な抗ガン剤や放射線治療がある場合は併用を推奨します。
この治療が有効なガンの種類についてはまだ研究段階です。
この治療法が適さない方とは、G6PD欠損症という赤血球膜の遺伝性酵素異常がある方はこの治療を受けることができません。そこで、高濃度ビタミンC点滴療法を受ける場合に必ずG6PDの検査を実施しています。
G6PDの検査についてはコチラからご覧下さい。